あーもうしんどいわー、と最初からため息付くしかない第捌話。
どこかでやるだろうとは思っていた過去話でした。身構えていても辛いもんは辛い。
感想を綴っていくとしましょう。
・白黒
現在の狼星さまと凍蝶を挟んで、10年前に遡る形だった第捌話。
過去編は白黒と来ましたか。確かに回想という感じはしますね。するんですけれど。
もうさぁ、この時点で何やるかわかるじゃないですか。
どうせ最後、雛菊さまが身代わりになろうと桜咲かせるところでカラーになるんでしょう?想像しただけでもう辛い。
初っ端からそんな気持ちだったので、どこか漫画チックに、コミカルに描かれる平和な光景を見ながら現実逃避するのが、私の第捌話ダイジェストでした。
・今日のお可愛らしやポインツ(現実逃避編)
いやー、幼い狼星さまいいですね。小生意気で素直じゃないかわいいガキンチョ。そりゃ凍蝶も可愛がるでしょうよ。
そんな狼星さまに、兄みたいなもんだろ、と照れ隠し的に言われて、つい口角が釣り上がる凍蝶。なかなか、今の姿からは想像しにくい意外な姿ではありますが、この表情を殺しきれてないところが、若い凍蝶、って感じがしていいですね。この頃まだ10代だもんなぁ凍蝶だって。けれどオカン気質は変わらない。ここはもう生まれつきの性というやつなんでしょう。
冬の二人は、やはり兄弟という関係性が一番しっくり来ます。良い意味で遠慮がなく、お互い雑な扱いも嫌味無くできる感じが。
もちろん、春の二人も相変わらずお可愛らしい。純粋に子供で居られた数少ない時間ですから、そういう一面が存分に見られたのがとても嬉しい。
期間にして、一ヶ月に満たないほどの短い時間。その間に交流を深めて、互いに惹かれていく狼星さまと雛菊さま。そもそも同年代の子供と接する機会そのものがほぼ皆無と言っていいくらいでしょうし、そういう新体験も関係を後押ししたんでしょうかね。うーん、あまずっぱーい。永遠とニマニマしていられます。凍蝶くらいのポジションで見守りたい。
それに、さくらもとっても可愛いかった。そりゃねぇ、こんな年上のお兄さんがいたら、心惹かれてしまうのも無理ないでしょうよ。尊敬と憧れが恋心に変じていくのはさもありなん。凍蝶も凍蝶で、面倒見がよくて世話焼きなものですから、熱心に教えを乞うさくらが可愛くて仕方がない、と。
というか、凍蝶がほんとに、いいお兄さんしてるのが素敵。一人だけ大きく歳が離れているというのもあって、自然とそうなったとも言えますが、さっきも書いた通り、単純に凍蝶の気質が世話焼きで世話好きなんですよね。あまりに板につきすぎて、父性がにじみ出るくらいに。凍蝶の魅力的な部分が存分に発揮される環境だったと言えましょう。だから大好きなんです凍蝶、私の中の理想的な兄キャラ像の、ほぼド真ん中をぶち抜いてますからね。
なお、個人的に今回最もお可愛らしやポインツが高かったのは、ドーナツを並んで頬張る雛菊さまと狼星さまのカットでした。
よく噛んでいっぱい食べて。
・氷の花
第弐話で狼星さまが作り上げた氷の花。そのルーツは、まさにこの雛菊さまにあげた氷の花でした。
この時手渡した花と、現在で作り出した花、その完成度は雲泥の差。それだけ、狼星さまが練習を重ねたということでもあります。
いつかもう一度、雛菊さまに花を渡すため。今の狼星さまの神通力の練度が長けているのは、偏にそれが理由なのです。
・甘酒
凍蝶の甘酒だー!、とテンションが上がった私。この話は、原作本ではなくて、Webのカクヨムに掲載されている小編ですね。
この時飲んだ甘酒がきっかけで、雛菊さまの好きなものの一つに甘酒が加わった様子。それを凍蝶が知るのは、現代に戻って、更にもう少し先の話になります。
それを知った凍蝶はどうしたのか……というのは、ぜひ読んでみて頂ければと。時系列的には、春の舞の先の先、くらいになってはしまうんですが。とびきりのネタバレはないので、アニメが完結した後に読むくらいならば、ちょっと関係の印象が一歩、二歩進んでいるくらいで、そこまで大きな問題ではないかと。
春冬主従、四人の組み合わせを気に入ってくださった方だったら、間違いなく楽しめると思います。
・冬襲撃
で、最後にこれ。ほら思った通りじゃん!絶対ここでカラーに戻ると思ったよ!
もうなんかいろいろしんどいので長々と書くことはしませんが、雛菊さまの「死なないで、生きていてくれますか」という言葉が、まさに呪いのように狼星さまの中で突き刺さってしまっているのがなんともお辛い。
そして狼星さまはもちろん、さくらも、凍蝶も、あの時自分が死ねばよかった、死ぬべきは自分だったと悔やみ続けているというのも。本当、何もかもめちゃくちゃにしてくれやがったものですよあの賊どもめ。
怒涛の展開だった第漆話、先が気になる状況をストップさせて、10年前に飛んだ第捌話。
そして、来週の第玖話。今回、予告でサブタイトル出ませんでしたね。
きっと、ここが変わり目でしょう。楽しみです。
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